Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『チェイサー』(3本目)

f:id:mcclane:20200111235756j:plain

出演:ハル・ベリー

『激突!』の逆パターン的な。息子を誘拐された母親が、とにかく執拗に誘拐犯を追跡する。誘拐犯からしたら、たまったもんじゃないだろうな(笑)

母親を演じたハル・ベリーの1人舞台。マジで実の息子を誘拐されたんじゃないの?って感じ。やっぱり役者ってすごいね。

この作品が良かったのは、主人公の母親がめちゃくちゃ頭が切れるっていうところ。いきなり息子を誘拐されたらパニックになるはずだし、実際終始パニックになってはいるんだけど、その中でも取るべき手段は間違えていない。

普通こういう作品って、「いやいや、それはないでしょ」とツッコミを入れたくなるようなシーンが多々あるのに(個人的に娯楽作品は仕方ないと思ってはいる)、この作品はそれが一切と言っていいほどない。

一般的な評価は若干低めだけど、この手の作品ってアクションっていうだけでスタート地点がそもそも低いからなぁ…。個人的には名作だと思う。