『フェイシズ』(1323本目)
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジュリアン・マクマホン
人の顔が識別できなくなる「相貌失認」をテーマにしたサスペンス。
日本人からしたら外人の顔は見分けがつきにくいから、本編と関係ないところで相貌失認的な事象を体験できてしまう。
この手の作品を観てるとき、観たままをそのまま受け入れてしまうから、単純なミスリードにそのまま引っかかってしまうけど、まぁその方が楽しめるよねぇという。
結末のナレーションだけ野暮だったんじゃないかと思ってしまう。あの映像観せておけば、ずっと作品観てきた視聴者はわかると思うから。
『ハード・ウェイ』(1322本目)
出演:ジェームズ・ウッズ、マイケル・J・ファックス、スティーブン・ラング、ルイス・ガスマン、デルロイ・リンドー
90年代の作品なのに、ドタバタ具合が70年代なんよなぁ(笑)
凸凹コンビ系って、最初はいがみ合ってるけど徐々に絆を深めていくっていうのが最大の魅力だと思うのに、最後の最後になるまで全く噛み合ってないから、満足感が少なめ。
ハリウッドスターのマイケル・J・フォックスに振り回されるジェームズ・ウッズは楽しめるけど、結局それ以上になってない気がする。
割と常識人キャラが多いイメージのあるデルロイ・リンドーが、スターを前にしてミーハーになってるのは面白かった。
何気に今作で一番衝撃だったのはスティーブン・ラングかもしれない。若い頃めちゃくちゃ猟奇的でかっこよかったんだな…。いや今も渋くてかっこいいんだけどさ。
『パラサイト』(1321本目)
出演:イライジャ・ウッド、ロバート・パトリック、ファムケ・ヤンセン
開幕いきなりロバート・パトリックおじさんで笑ってしまった。さすが『ダイ・ハード2』の端役にも関わらず演技力が認められて、『ターミネーター2』の敵役に大抜擢されただけのことはあるよね。
今作では割と笑うんだけど、その笑い方が不気味でさすがという感じ。
作品全体としては、異星人が人間に寄生する系。『遊星からの物体X』とかもそうだけど、こういう系は疑心暗鬼になるのが醍醐味。
異星人への対抗の仕方が自家製ヤクっていうのもなかなかに特徴的よね。おいしいところはイライジャ・ウッドが持っていくんだけど、ヤク作ってる生徒が終始他の生徒達を引っ張ってて魅力的だった。
というかイライジャ・ウッドのキャラ、いくらオタク気質でもあんなに可愛い顔してていじめられっ子はちょっと無理があるのでは…。
『背徳の囁き』(1320本目)
出演:アンディ・ガルシア、リチャード・ギア、ウィリアム・ボールドウィン
アンディ・ガルシアの目力が半端ない。「すべてお見通しだ」と言わんばかりの眼差しよね。
予告の映像的にアンディの方が悪役でリチャード・ギアが主人公だと勘違いしてたっていうね。
最初はアンディのキャラがしっかり善玉やってたけど、リチャード・ギアにどんどん狂わされていく様もなかなか面白かった。
リチャード・ギアがとにかくモテるモテる…。まぁ警官なのにあんなに色気あったら仕方ないかもね。
中盤にかけては面白かったのに、決着のつけ方が直情的というか、もうちょっと捻ってほしくてそこだけが残念かな。
ウィリアム・ボールドウィンの優柔不断なキャラも顔に合ってて良かった。
『メジャーリーグ』(1319本目)
出演:トム・ベレンジャー、チャーリー・シーン、レネ・ルッソ、ウェズリー・スナイプス
野球を題材にした洋画、プロ野球選手の設定なのに素人みたいなプレーが多いっていうのあるあるな気がする(笑)
今作もご多分に漏れずって感じだったけど、野球経験者もキャストに入ってるみたいで、見応えがあるところもあった。
チャーリー・シーンのピッチングフォームが綺麗だなぁとか思ってたら、実際にスカウトくるぐらいの実力者だったらしくて、納得。あのルックスで野球も上手いってモテないわけがないよね。吹替が全然合ってなかったけど。
一芸には秀でてるけど総合力は低い選手ばかり集めた弱小チームが、徐々に一致団結していって強豪に挑むっていう王道ストーリーが良かった。
トム・ベレンジャー演じる主人公が、不特定多数の人間がいる中で、元恋人だけにわかる返しをするシーンめちゃくちゃ情緒的で好き。
そしてウェズリー・スナイプスは俊足外野手のキャラ似合う。
続編あるらしいし、機会があれば観たい。
『セルフレス/覚醒した記憶』(1318本目)
そう美味しい話はないよね〜っていう(笑)
どれだけの大金を積んだとしても、若い肉体を完璧に手に入れることはできませんよね。
というかライアン・レイノルズになれるなら、比較的若い俺でも是非なりたいと思う。
場面場面で理解が追いつかないところがあったけど、落ち着いて考えたら意味はわかって、終盤の展開はこの作品のテーマならではっていう感じで良かった。
生きてるうちに伝えるべきことはしっかりと伝えないといけないよね。後回しはいけない。
『バニシング・レッド』(1317本目)
出演:ドルフ・ラングレン、ジェフリー・ルイス、アル・レオン
ただの善人より、アウトローな人に惹かれるものなんですよね…。
中盤の倉庫でのアクションシーン、対して広くなさそうな倉庫なのに、次から次へとわんさか敵が湧いてくるの笑った。
主人公補正を隠そうともせず、豪快に銃弾をぶちこむドルフ・ラングレン先生はさすがだったし、銃撃戦の醍醐味ではあるよね。
「あれ?これアル・レオン出てそうじゃね?」と俺のアル・レオンセンサーが反応して、ホントに出てたから嬉しかったね。あんたこの作品にも出てるのか…。
ジェフリー・ルイスの経験を活かしたベテラン保安官の役どころも渋くて良かった。
一番の衝撃はヒロインの吹替が林原めぐみだったことかな(笑)