Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『L.A.コンフィデンシャル』

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監督:カーティス・ハンソン

出演:ガイ・ピアースラッセル・クロウケビン・スペイシー

有名作ながら未鑑賞だったので、観てみました。BS12さんグッジョブすぎる。

結論。『ターミネーター』を踏まえての『ターミネーター2』もそうですけど、一度は敵になったというかいがみ合ってた者同士が手を組むのってアツいですよね。

今作は、3人の全くタイプの異なる刑事にスポットライトを当てたミステリーです。

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1人目はガイ・ピアース。いかにも知的という印象ですが、実際その通りで、優等生タイプ。署員の間でも「現場を知らない」と馬鹿にされてますが、果たして実力の程は…

今作はガイ・ピアース出世作らしいですが、デビューしたてでこの演技はさすがという感じでしたね。

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2人目はラッセル・クロウ。こちらはガイ・ピアースとは対照的で、腕っ節で勝負していくタイプ。尋問相手を強制的に吐かせる姿勢は、思わず笑ってしまいます。

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3人目はケビン・スペイシー。刑事ながらドラマの監修を行っているという、もはや本業はどちらなのかという特殊な刑事。

「どこか食えない」というような雰囲気を醸し出せるのは、彼の魅力ですよねぇ。

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この3人に色気ムンムンのキム・ベイシンガーも絡んできます。

序盤はちょっと展開が重いな〜とか思ってたんですけど、3人の刑事の特徴が一通り出揃ってからは、なかなかに面白くなりましたね。

同じ年に『タイタニック』というレジェンド作品が公開されたせいで、アカデミー賞をほとんどかっさらわれたちょっとツイてない作品のようです(笑)

では、また。