『ゲーム・オブ・デス』(2018-2-11)
タイトル:『ゲーム・オブ・デス』
公開:2010年
監督:ジョルジオ・セラフィーニ
出演:ウェズリー・スナイプス
アーニー・ハドソン
僕、ウェズリー・スナイプスあんまり好きじゃないんですよ。明確な理由があるわけじゃないんですけど、何か好きになれなくて…とか言ってますが、今作で彼が出演している作品を観たのは10作目です(笑)
ウェズリー・スナイプスがCIAの工作員を演じた今作。「有罪かどうかは、俺が決める」っていうジャケ絵のキャッチコピーつけた人は、ホントに今作ちゃんと観たんですかね?…まぁそれはさておき、スナイプスのキレッキレのアクションが見れたので満足でした。
主人公の言動に一切の迷いがなく、粛々と戦っていくのも良かったです。
ゾーイ・ベル演じるかつての仲間(画像)が、「もう逃げ場はないわよ!」とか「あなたに口説かれるのを待ってたのに!」とかペラペラ喋りながら主人公を追いつめていくのですが、主人公は一切反応を示さず、淡々と攻撃をかわします(笑)
あまりにも主人公が無反応なので、終いには彼女が「なんとか言ったらどうなのよ!」と叫びだすぐらいです。
あと今作は、脇を固める俳優も渋かったです。まずはロバート・ダヴィ。『ダイ・ハード』のジョンソン捜査官でおなじみ(?)ですよね。
『ゴーストバスターズ』シリーズでおなじみのアーニー・ハドソン氏も出演。彼は顔から優しげな雰囲気が漂っているので、今作の神父役はぴったりでした。
主人公の格闘シーンも多いですし、アクション映画として満足のいく作品にはなってると思うんですけど、映像ちょっとした加工を入れていることと、無駄に時間軸をいじっていることだけが残念でした。
映像加工については、ただただ見づらいんですよね。何も手を加えず、シンプルに見せてくれたらいいのにな〜と思いました。
時間軸の件については、最初理解するまで少々混乱するんですよね。時系列通りに流してくれればそれでいいと思うんですが…
まぁそんなこんなで多少残念な部分はありましたが、アクション映画としては充分楽しめると思います。
では、また。