Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『リンゴ・キッド』(2018-2-13)

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タイトル:『リンゴ・キッド』

公開:1966年

監督:セルジオ・コルブッチ

出演:マーク・ダモン

        エットレ・マンニ

 

マーク・ダモン出演の作品初めて観ました。この人、めちゃくちゃ顔濃いですねぇ。口髭も似合ってます。

 

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マーク・ダモン演じる主人公は、賞金がかかっている悪党を殺して、その賞金で生活するいわゆる賞金稼ぎです。

 

大の黄金好きで、愛用の拳銃は金ピカ。なんだか「黄金銃を持つ男」っていう某スパイ映画の副題が似合いそうですよね(笑)

 

言動もかなりキザで、男に対してもウインクをするような人物なのですが、憎らしいことにそれがまた似合うんですよねぇ。

 

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そんな主人公はさておき、この保安官(画像右)の言動にはちょっと笑ってしまいました。

 

主人公が、保安官のいる町に武器を持ち込んだので、保安官が主人公を拘留するんですよね。そこまでは良かったんですけど、主人公に恨みを持つ悪党一味が、「そいつ(主人公)を渡さなければ、町を破壊するぞ」と脅しをかけてくるんです。町の住人はほぼ満場一致で「主人公を差し出そう派」となるのですが、この保安官は法に忠実な人物で、断固として主人公を差し出そうとはしません。

 

…とまぁ、ここまではまだわかるんですよ。むしろ、正義を重んじる良い保安官だと思いましたよ。

 

いよいよ悪党一味が攻めてくるということになり、町の住人たちはぞろぞろと避難を始めます。さて、前述の保安官には妻と幼い息子がおり、当然妻と息子だけは住人たちと一緒に避難させるのかと思いきや、何と自分と一緒に戦わせるのです。

 

そしてあろうことか、息子に一人で偵察に行かせるというにわかには信じられない行動をとります。保安官、せめて家族だけは逃がしてあげようよ…

 

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ちなみに「リンゴ・キッド」という人物は実在したようですが、どうも今作とは関係ないみたいですね。なぜこの邦題がつけられたのかちょっと謎です(笑)

 

それでは、また。