『ミッドナイト・ガイズ』(49本目)
これぞ人生。いかにもB級アクションっぽいジャケ絵のセンスがなさすぎて…。アクションの皮を被ってるけど、実際は濃厚なヒューマンドラマっていう『16ブロック』スタイルの作品じゃん…。
クリストファー・ウォーケンとアル・パチーノとかいう往年の名優が、その実力を遺憾なく発揮してくれる。
数十年前にワルだった男達が久しぶりに再会して、かつてを思い出すっていうのありがちだけど良いよね。パチーノ達に振り回されつつも、自身もちゃっかり楽しんじゃうウォーケン可愛すぎ。
年老いても親友とは仲良くありたいし、気持ちまで老いぼれたくないなぁと心から思った。
ところどころにクスッとさせる描写もあるし、90分程度だけど濃厚な作品だったなぁ。どっちつかずに終わる作品ってあんまり好きじゃないんだけど、この作品については最高の終わり方だったよね。