Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『フェア・ゲーム』(1330本目)

出演:ウィリアム・ボールドウィンシンディ・クロフォード

背徳の囁き』では頼りなかったウィリアム・ボールドウィンが、こんなにも頼もしくなって…。やっぱり役者ってすごい。

普通の刑事が孤軍奮闘するスタイルが何となく『ダイ・ハード』っぽいなぁと思ったら、ジョエル・シルバーが関わってて納得。

「普通」っていうのがポイントで、完全無欠じゃないから傷もつくし、それでも何とか勝つっていうのが良いのよね。

せっかくの王道アクションなんだし、ケリのつけ方が若干微妙な気はしたけど、全体のスピード感もあって満足。

あと、やっぱあれダン・ヘダヤだったのか…。

『ダウト・ゲーム』(1329本目)

出演:ドミニク・クーパーサミュエル・L・ジャクソン

身から出た錆というか因果応報というか、主人公に肩入れできないのがなぁ…。

飲酒運転した挙句人轢いて、そのまま逃げるのはいくら何でも擁護できないんよなぁ。

途中、正義のヒーローよろしく敵役のこと非難してたけど、どの口が言うんだっていう感じで説得力皆無なんよね。

サミュエル・L・ジャクソン演じるキャラも凶悪なんだけど、いかんせん主人公の保身っぷりの前だと、どうしても霞んでしまう。

まぁL・ジャクソンの存在感はさすがだった。

『コピーキャット』(1328本目)

出演:シガニー・ウィーバーホリー・ハンターウィル・パットン

『エイリアン』シリーズを観すぎてて、シガニー・ウィーバーが怯えてる演技すると、完全に「エレン・リプリー」なんよなぁ(笑)

今回のシガニー・ウィーバーの敵も、猟奇殺人犯ということで、ある意味エイリアン的な存在。

暗黙の了解というかお約束を壊すような展開もあって、そこも含めてサスペンスとして楽しめた。

ウィル・パットンの出番もうちょっと増やしてほしかった感ある。

犯人役の俳優、若い頃のヴァル・キルマーみたいな雰囲気あった。

『陰謀のスプレマシー』(1327本目)

出演:アーロン・エッカートオルガ・キュリレンコ

突然自分の職場が忽然と消えてたら、それはつまり働かなくていいということで、自分なら歓喜するかもしれない。

アーロン・エッカート演じる主人公、常に冷静ではあるんだけど、決して無敵というわけではなく、自身も傷つきながら戦うのが良かった。

娘も突然の状況に混乱しつつも、さすがは主人公の娘というだけあって、随所で冷静な行動をしていたのが観ていて楽しい。

主人公が働いてた会社の受付の人、何かの作品で観たような気がするけど思い出せない。

そしてオルガ・キュリレンコは美人だね。

『デイズ・オブ・サンダー』(1326本目)

出演:トム・クルーズロバート・デュヴァルニコール・キッドマンマイケル・ルーカー、フレッド・ダルトン・トンプソン

自信過剰な若者が誰よりも似合うトム・クルーズ。めちゃくちゃカッコいいね…。

一躍スターになってからの転落、そして葛藤を経ての再挑戦、王道だけど、王道だからこそ安心して観ていられるというのもある。

マイケル・ルーカー演じるライバルとの関係性も良かった。車椅子でさえ競争するシーンが一番面白かった。

ニコール・キッドマンめちゃくちゃ美人だし、ロバート・デュヴァルは最終的には絶対主人公に協力するんだろうなっていう安心感しかなかった。

しれっとフレッド・ダルトン・トンプソンも出てる。

『ヒッチャー』(1325本目)

出演:C・トーマス・ハウエルルトガー・ハウアー

twitterで話題になってたから、気になって観てみた。他の人も言ってるけど、スピルバーグの『激突!』をよりバイオレンスにした感じあるよね。

とにかくルトガー・ハウアーの演技力が凄まじかった。思考が狂いすぎてる殺人鬼を見事に演じてた。

主人公が必死に逃げるんだけど、気がつけばどこからともなく現れてるというのが本当に恐ろしかった。

ただ主人公を殺してやろうっていうだけじゃなくて、主人公を徹底的に追い詰めるぞという意志を感じるのが余計怖いよね。

教訓。ヒッチハイクは絶対に乗せてはいけない。

『ザ・インターネット』(1324本目)

出演:サンドラ・ブロック

クソダサ邦題のせいで勝手にハードル下げちゃってたけど、普通に面白かった。

1995年の作品故、デバイスに時代を感じるけど、リモートワークとかネットでピザ注文するとか、当時にしてはかなり先見の明があったのではないかと思う。

しかし、自分のパーソナルデータがすべて他人と置き換えられるって恐ろしいよな。「そんな馬鹿な」って思うかもしれないけど、今作の主人公みたいに、親戚ほぼいなくて人付き合いもネット上だけとかなら、実際に起こりうるかもと思ってしまう。

途中まで主人公全然ネットの知識使わんなぁとか思ってたけど、終盤でしっかり実力を発揮してたのでヨシ!

松本梨香ボイスのサンドラ・ブロックが良すぎた。