マックレーンのひとりごと

日記代わり。実態は洋画のレビュー中心。

『クライムダウン』(2018-2-24)

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タイトル:『クライムダウン』

公開:2011年

監督:ジュリアン・ギルビー

出演:メリッサ・ジョー

        エド・スペリーアス

 

まず、ジャケ絵は冬の雪山っぽいですが、実際は雪山ではありません。山が舞台になっているのはその通りなので、詐欺とまではいかないですけどね(笑)

 

前半は山、後半は街中へと舞台が展開していくサスペンスアクションでした。ちょっと謎な部分はありましたが、舞台を変える展開は飽きなくて良かったです。

 

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主人公は画像右の女性。仲間4人と登山を楽しんでいたのですが、ひょんなことから監禁された少女を発見し、彼女を助けるために下山を試みるのですが…というのが大まかなストーリー。

 

序盤は主人公っぽくないのですが、途中から主人公としての描写が際立っていくので、『エイリアン』スタイルですかね(なんだそれ)。『エイリアン』でも、序盤の主人公はダラス船長という感じでしたし(笑)

 

彼女は主人公なので勇気ある行動や発言を繰り返すのですが、終盤では逆に仲間に諭される場面があり、その辺りは人間味があって良かったですね。完全無欠なヒーローっていうのは、あまりにも浮世離れしすぎてますから。

 

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その彼女を諭した人物というのが、登山仲間のエドです。彼、序盤ではものすごく頼りなく描かれてるんですよねぇ。そんな彼が、危機的状況になると頭の良さを発揮し、勇敢な人物に変わっていくのが良かったです。これは『エイリアン2』のハドソンスタイルですね(だからどうでもいい)

 

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最初はパニック系かなぁと思っていたんですが、前述の監禁された少女が見つかった瞬間、一気にサスペンスアクションに様変わりしましたね。

 

「積極的に少女を助けたことは、本当に少女のためになったのか。放っておいたほうが結果的には少女のためになったのではないか」というような、倫理学的な提起にも触れられているので(軽くですが)、ちょっと考えさせられたりもしました。

 

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あと、とある登場人物が劇中で命を落とすのですが、その描写があまりにもあっけなくて、逆にリアリティがありましたね。

 

映画で主要人物が死ぬときって、大抵は予兆や死ぬ際の演出とかがあるじゃないですか。今作のとある人物が死ぬ場面では、そのようなものが一切なかったので、「人が実際に死ぬときは、こんな風にあっけないものなんだろうなぁ」と思ったりもしました。

 

冒頭でチラッと書いた通り、若干謎というか説明不足な箇所があるようには感じましたが、全体的にはかなり楽しめた作品でした。

 

では、また。