Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『キリングゲーム』、『世界にひとつのプレイブック』(2018-2-20)

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タイトル:『キリングゲーム』

公開:2013年

監督:マーク・スティーブン・ジョンソ

        ン

出演:ロバート・デ・ニーロ

        ジョン・トラボルタ

 

デ・ニーロとトラボルタという名優2人が初共演した作品。ストーリーはとりあえず置いておいて、この2人の演技が堪能できるだけでも個人的には見応えがあると思います。

 

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トラボルタはやっぱりさすがですよね。序盤でデ・ニーロと歓談するシーンがあるんですけど、和やかに喋っているわりには目が全く笑ってなくて、何を考えているのかわからないのが心底不気味でした。

 

坊主頭に髭面という、これまでのトラボルタのイメージとは違う風貌も、不気味さを感じさせる要因でしょうね。

 

今作でトラボルタの吹き替えを担当したのは東地宏樹さんでした。個人的に、彼の声はトラボルタには合ってないとは思いましたが、前述の不気味さを出すという点に関しては合っていたと思います。

 

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デ・ニーロも安定ですよねぇ。今作のデ・ニーロは、弱気から強気への転換が見事すぎました。

 

序盤こそ、完全に弱り切った老人という感じなんですが、スイッチが入った瞬間に豹変します。本当に恐ろしいです(笑)

 

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ストーリーに関しては、「中身がない」というレビューが多く、まぁそれに関しては否めないかなぁという感じです。

 

ただ、前述の通り二大巨頭の共演が楽しめるので、個人的にはそれだけでいいのではないかと思いました(笑)

 

ストーリーにほんの少し捻りがあったり、あるいは一貫した核のようなものがあれば、この作品の評価も変わっていたかもしれませんね。

 

今日はもう1作鑑賞しました。

 

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タイトル:『世界にひとつのプレイブッ

               ク』

公開:2012年

監督:デヴィッド・O・ラッセル

出演:ブラッドリー・クーパー

        ジェニファー・ローレンス

        ロバート・デ・ニーロ

        クリス・タッカー

        ジュリア・スタイルズ        

 

精神の病を持ちながらも、普通の暮らしをしようと奮闘する主人公を、ブラッドリー・クーパーが熱演。

 

う〜ん、恋愛絡みのヒューマンドラマは合いませんでした。こういうのが苦手で…

 

病気や差別を主題にする作品が苦手なんですよね。なんか、「そりゃいい話になるだろ」って思ってしまって。

 

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しかし、ブラッドリー・クーパーはほんとイケメンですねぇ。イケメンは例え坊主のような髪型でも変わらずかっこいいことがわかりました(笑)

 

精神病を持つ主人公ということで、演じるうえで難しい部分はあったと思いますが、見事にこなしてましたね。

 

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先ほど観た『キリングゲーム』に引き続き、ロバート・デ・ニーロも出演。主人公の父親を演じていました。

 

いわゆる普通の生活ができない息子を持つ苦悩を、巧みに表現していました。

 

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出番こそそこまで多くありませんでしたが、クリス・タッカーが出ているのは嬉しかったですね。

 

彼といえば『ラッシュアワー』シリーズのイメージが強いですが、今作ではそこまでやかましいキャラクターではありませんでした(笑)

 

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心の病を持つ人たちの衝突や成長を描いている今作。前述の通り、いい話にしかなりようがなくないですか?その点が苦手というか、嫌いなんですよね。感動ポルノのような印象も受けますし…

 

では、また。