Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『ニュー・シネマ・パラダイス』ほか(2018-1-2)

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タイトル:『ニュー・シネマ・パラダイ

                ス』

公開:1989年

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

出演:フィリップ・ノワレ

        ジャック・ペラン

        サルヴァトーレ・カシオ

 

2018年の1本目は、余りにも有名なのに未見だったこの作品を観ました。普通に良い作品だなぁと思いました…良い作品だと思いましたよ?でも、正直ハードル上げすぎてたなぁって感じです。何事もハードル上げすぎるとロクなことないですね。

 

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今作は、中年期を迎えた主人公が、幼少期・青年期を振り返りながら展開していきます。上の画像は中年期の主人公です。場面・セリフともに少ない(今回観たのは2時間版です。以下もそのことを前提に話を進めます)ですが、彼の本心がきちんとわかる見せ方をしているので、その辺りは上手いなぁと思いました。

 

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画像右は、幼少期の主人公。とにかく映画が大好きで、村で唯一の劇場に入り浸り、その劇場で映画を流すことを仕事としているアルフレッド(画像左)と仲良くなります。アルフレッドは、主人公の人生に多大なる影響を及ぼした人物であり、主人公のことを実の息子のように考えます。年齢差的には孫ですが、ただ可愛いがるのではなく、将来のことも考えているので、孫よりも息子って感じですね。

 

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画像左は、青年期の主人公。画像右の人物に恋をします。彼はアルフレッドから聞いた話を元にして、なんと「彼女が自分を愛するようになるまで、彼女の家の前に通い続ける」という行動をとります。一度告白を断った相手が、「OKするまで家に通い続ける」なんて言ってきたら本気で嫌がりそうなものですよね。今作ではどうなったかは観てのお楽しみということで(笑)

 

冒頭でも書いたように、良い話だなぁとは思うのですが、正直期待値を上げすぎてしまったなぁという感じです。なので、この作品を未見でこれから観ようと思っている方がいれば、そこそこの期待値で観ることをオススメします(笑)

 

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そして今日は『このはな綺譚』第3巻も読みました。

 

アニメ最終話の「大晦日の奇跡」が収録されていたのですが、コミックで読むとまた違った良さがありますね。これを正月に読めて本当に良かったです。

 

相撲とりになりたい少年の話も収録されてましたが、棗と蓮は早くくっつけって感じですね(笑)ガチレズの蓮ほどじゃないですが、棗も蓮のこと好きなんですよね(鈍感と思わせておいて)。

 

表紙のおまけ漫画に書いてあったのですが、作者さんは「物語は作ろうとして作るのではなく、キャラクターに色んな要素を投げかけてみて、そのキャラがどんな動きをするのかを描くだけ」という考え方をしているそうです。作者さんのキャラクター愛が伝わってきますし、本当にこの作品は素晴らしいなぁと思いました。

 

では、今日はこの辺りで。