Royの洋画鑑賞日記

鑑賞した洋画の感想を載せてます。

『バーニング・クロス』(2018-1-11)

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タイトル:『バーニング・クロス』

公開:2012年

監督:ロブ・コーエン

出演:タイラー・ペリー

        エドワード・バーンズ

        マシュー・フォックス

        ジャン・レノ

 

連続殺人犯と警察官の攻防を描いた作品。Filmarksの評価は低かったんですけど、個人的には楽しめました。

 

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こちらは主人公を演じたタイラー・ペリー。心理分析を得意としており、犯罪捜査にそれを役立てています。今作の評価が低かった主な要因は、彼が心理分析に明るいという設定なのに、それが劇中でほとんど活かされていなかったという部分にあるのかなぁと思います。確かに、奥さんに自分の能力をひけらかしていたシーン以外は、大して分析官っぽい捜査はしてなかったかなぁという印象です。でも、後述の殺人犯が魅力的な人物だったので、そこはあまり気になりませんでした。ちなみに彼を見てるとき、「どことなくイドリス・エルバっぽいなぁ」とか思ってたんですが、何と元々は彼がキャスティングされていたらしいです(笑)

 

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こちらは主人公の警察官仲間で、同時に親友でもある人物を演じたエドワード・バーンズ。彼、トム・クルーズジョン・ハートを足して2で割ったような顔してません?彼が映るたびに、ずっとそんなこと考えてました(笑)

 

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こちらは殺人犯を演じたマシュー・フォックス。殺人犯といってもただの殺人犯ではなく、猟奇的殺人犯です。主人公への煽り方が最高に苛つかせるものであったり、容赦なく人を殺していったりするので、今作における魅力的な人物の1人です。この殺人犯が中途半端なキャラクターなら、今作は楽しめなかったと思います。

 

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こちらはジャン・レノ。なんかやたら丸々としてました。あの仮装をしなくても、ドラえもんに見える不思議(笑)

 

前述の猟奇的殺人犯がなかなかに個性的なキャラクターだったので、評価の割には楽しめました。主人公も、変な流され方をせず、自分が決めたことは何が何でもやり遂げるという意思を持っており、その点も魅力でしたね。

 

では、また。

 

 

 

 

『シー・サバイバー』(2018-1-10)

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タイトル:『シー・サバイバー』

公開:2013年

監督:ヴァシーリー・セリコフ

出演:セルゲイ・アプレスキー

        アレクサンドル・ガリビン

 

ロシア制作の海洋アクション。ロシアの映画ってあんまり観ないんですよね〜。評価は低かったですけど、シンプルなアクション映画で普通に面白かったです。

 

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ストーリーとしては、人質をとってタンカーをジャックした海賊から、人質たちを救出するというもの。ひょんなことから単身タンカーに乗り込んだ海兵隊員である主人公(上記画像)が、仲間の海兵隊員や人質たちと協力して、海賊たちに立ち向かいます。

 

あまり主人公が活躍してるシーンが目立たないなぁと思っていたのですが、終盤で大仕事をしてくれたので、見せ場はあったかなぁという感じです。

 

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こちらは件の海賊たち。ボスは冷酷な性格をしてるのですが、一つだけ引っかかることがありました。いや、フィクション作品で「それはありえないだろ」っていうツッコミをするのが野暮なことぐらいわかってますよ。わかってますけど一つだけ言わせてください…ボス、冷酷なくせになぜ主人公を船内で野放しにするんですか!?しかもただの一般人じゃなく、海兵隊員なんですよ!こんなこと言い出したら話が進まないのはわかりますが、そこら辺はもう少し上手くやってほしかったですね。

 

主人公以上にクールだったのは、海賊の1人であるカラーシという人物ですね。彼は海賊サイドなんですが、ボスに反感を持っており、何かと主人公の味方をしてくれます。彼の何がクールかというと、主人公たちの作戦を成功させるために、船内放送を使って、自作のラップを披露するんですよね。しかも、それが彼の切なる思いを乗せたものなので、めちゃくちゃ心に響きます。今作で一番好きなシーンといっても過言じゃないですね。

 

ボスが主人公を放し飼いにするところは疑問でしたが、それ以外は王道のアクションという感じで楽しめました。やっぱりアクションって評価低くなりがちですよね。嘆かわしいことです。

 

では、また。

人生初スノボ(2018-1-9)

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昨日、今日の2日間で、大学の友人2人とスノボに行ってきました。昨日は雨、今日は雪が降っていてコンディションは良くなかったのですが、たっぷり滑れて満足でした。

 

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いや〜、スノボって難しいですね(笑)バランスを取るのにめちゃくちゃ苦戦します。颯爽と滑っている人を見ると、心底かっこいいなぁと思いました。次回スノボをする機会があれば、もっと上手くなって、自信を持って「スノボできるよ」って言えるようになりたいです(笑)

 

宿泊したホテルは兵庫県の神鍋にあるブルーリッジホテルというところだったんですが、値段の割に料理・サービスの質が最高でした。

 

夕飯はバイキングだったのですが、目の前でローストビーフを切ってもらえたり、とにかくバイキングの域を超えてました。刺身も新鮮でしたし、つい食べすぎてしまいました(笑)

 

サービスについてですが、チェックアウトをした後でも、スキーを楽しんだ方のために、大浴場を無料で使わせてもらえるんですよね。しかもタオルまで貸してもらえるという至れり尽くせりっぷり。次に神鍋に来る機会があれば、間違いなくここに宿を取りますね(笑)

 

天気こそあまり良くありませんでしたが、この2日間最高に楽しかったです。卒業までの旅行もあと2回と考えると、ちょっと寂しくなってきます。

『ドライヴ』(2018-1-7)

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タイトル:『ドライヴ』

公開:2011年

監督:ニコラス・ウィンディング・レフ

        ン

出演:ライアン・ゴズリング

        キャリー・マリガン

 

まず、オシャレなジャケ絵に騙されてはいけません。それなりにグロいです(笑)あ、でも全体の雰囲気はしっかりオシャレですが。

 

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ライアン・ゴズリング演じる主人公は、表向きは車の修理工場で働き、バイトとしてカースタントを行ういたって真っ当な人物。しかし、裏では巧みな運転技術を生かし、強盗犯を現場から逃走させる闇のドライバーを生業としています。

 

彼のキャラクターなんですが、とにかく寡黙なんですよね。必要最低限の発言以外は一切せず、淡々と仕事をこなしていきます。序盤は彼が何を考えているのか掴みづらいのですが、話が進むにつれて、彼の生き様が明らかになっていきます。

 

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こちらは、主人公の隣に住む女性。小さい息子と一緒に暮らしていますが、旦那さんは服役中です。そんな状態で、隣にハンサムで優しい独り身の男性がいるとわかったら、惹かれないほうがどうかしてますよね(笑)

 

今作は、主人公と隣人の女性が知り合うことで物語が展開していくのですが、観客の予想を若干裏切る構成が見事でした。別に大どんでん返しがあるというわけではないのですが、そのぶん観客が予想しないような展開になっていると思います。あとは、繰り返しますが、それなりにグロいです(笑)

 

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ちなみに、今作は一度観たら絶対に忘れられない風貌をしているロン・パールマン氏も出演しています。

『レジェンド・オブ・ゾロ』(2018-1-6)

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タイトル:『レジェンド・オブ・ゾロ

公開:2005年

監督:マーティン・キャンベル

出演:アントニオ・バンデラス

        キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

        ルーファス・シーウェル

 

マスク・オブ・ゾロ』の続編。前作のゾロは、先代のゾロからマスクを受け継ぐということで、彼の成長物語のような話でしたね。今作はそれから月日が経ち、すっかり一人前になったゾロが拝めます。

 

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アントニオ・バンデラスはかっこいいですねぇ。今作は、「ゾロとしてマスクを被ることはもうやめてほしい」という妻とゾロが対立することから始まります。ゾロとしては、大衆のヒーローでありたいので、当然マスクを被り続けたいと思うわけですが…

 

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キャサリン・ゼタ=ジョーンズは美人ですね。彼女は、ゾロが危険なことをするのを嫌がってるんですよね(後述の子どももいるので、ある種当然ですが)。でも、彼女自身もめちゃくちゃ強いんですよね(笑)剣術も巧みですし、夫と一緒にWゾロとして活躍するのもアリなんじゃないかと思います。

 

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こちらはゾロの息子。周りと同じようにゾロに憧れていますが、ゾロが父親であることは知りません。しかし、父親譲りの身体能力はきっちり持っており、同級生の中ではゾロと同じヒーロー的存在です。今作は彼も物語に深く関わり、話が進むにつれて、身体能力のみならず勇敢さも見せてくれる頼もしい子どもです。

 

前作が面白かったので、続編は劣るかなぁとか思ってたんですが、全然そんなことはなかったですね。アクションシーンが多彩なのですが、すべてに見どころ満載なんですよね。それも、魅せることだけを重視したご都合主義的アクションというわけではなく(それも好きですが)、頑張ればできそうだなと思わせる絶妙さがあると思います。それがラストまで続くので、娯楽作品として文句ない仕上がりになっていると感じました。

 

『心霊ドクターと消された記憶』(2018-1-5)

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タイトル:『心霊ドクターと消された記

                憶』

公開:2015年

監督:マイケル・ペトローニ

出演:エイドリアン・ブロディ

        サム・ニール

 

まず、内容以前に邦題がよろしくないですよね(笑)邦題から、霊の視える医者が、霊たちとワイワイ会話しながら記憶について探っていく話かと思ったら、全然そんなことなかったです。いや、あながち間違った言い方ではないんですけどね。

 

ざっくり言うと、ホラー要素とサスペンス要素が合わさったシリアスな作品ですね。ホラー系が苦手なので(なぜ観たのか)、ビクッとするシーンが心底怖かったです(笑)

 

正直前半は展開が遅いうえに起こっている現象の意味がわからないので退屈だったのですが、後半になるにつれてどんどん引き込まれていきました。

 

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主人公の医者を演じたのはエイドリアン・ブロディ(画像右)。彼ってホントに口髭が似合いますよね。口髭の中でもちょび髭が特に似合いますが、今作はがっつり生やしています。日々起こる心霊現象への疲弊具合、過去の出来事に対する後悔といったものを、存分に演じ切っていました。

 

画像左はサム・ニール。エイドリアンとは対照的に、髭が全く似合ってませんでした(笑)彼は優しい父親役というイメージが強いですね。今作ではそこまで出番はありませんでした。

 

前述の通り心霊要素とサスペンス要素が合わさった作品なのですが、単純に作品に観入るタイプの僕からすると、サスペンスの部分が非常に面白かったです。なんなら、心霊要素を省いてもいいんじゃないかというぐらい。心霊要素もそれなりにあるので、ホラーが苦手な方はご注意を(笑)

『サムライ』ほか(2018-1-4)

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タイトル:『サムライ』

公開:1967年

監督:ジャン=ピエール・メルヴィル

出演:アラン・ドロン

        ナタリー・ドロン

        フランソワ・ペリエ

 

アラン・ドロンって寡黙な殺し屋が似合いますよね。確か『ビッグ・ガン』でも似たような役をやってたような気が…(記憶が曖昧なので間違ってたらすいません)

 

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 今作の主人公は、寡黙も寡黙ですね。台詞をほとんど言わず、言ったとしても必要最低限の言葉で済ませます。…本当にかっこいいです。彼がハンサムの代名詞だったというのも頷けますよね。コートにハットという出で立ちがまた似合うんですよねぇ。

 

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こちらはナタリー・ドロン。名前から薄々察しましたが、アランの元夫らしいです。彼女は彼女でまぁ美しいですね。絵に描いたような美男美女カップルですよね。今の時代も美しい女性はたくさんいますが、彼女は現代でも一際目立つ美人ですよね。変に化粧っ気が目立つ最近の女性よりよっぽど美人です(笑)

 

「サムライ」というタイトルからわかる通り、殺し屋である主人公の生き様を「侍」に見立てているのですが、正直あまり侍っぽさは感じませんでした(笑)作品の内容はとても面白かったのですが、「侍」らしさに関しては、フォレスト・ウィテカー主演の『ゴースト・ドッグ』のほうが存分に描かれていたと思います。なぜこの作品を挙げたかというと、この作品が『サムライ』の影響を受けた作品らしいからです。

 

前述の通り侍らしさはあまり感じませんでしたが、作品全体としては非常に楽しめました。フィルム・ノワールということですが、その通り全体的に暗めの雰囲気で、またそれにアラン・ドロンの儚げな演技が絶妙に合ってるんですよね。 

 

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突然ですが、これ何だと思います?…正解はセガサターンの本体です(笑)このセガサターンのソフト『桃太郎道中記』を使って、叔父と桃鉄対決をするのが毎年正月の恒例行事になってるのです。そして今年も例によって叔父と桃鉄対決をしました。結果は僕の勝ちでした( ^ω^ )

 

去年は確か負けたので、今年は幸先の良いスタートができましたね(12年やってボンビーの悪行1ターンしか食らってないの、すごくないですか?)。

 

では、また。